こんにちは!るにまろです。
今日は私の経験を通じて、ドイツに転勤・留学などでお引っ越しをされる方に、まずやっておいた方がいいことを、3つほど紹介していきたいと思います。
それは、住民登録、外国人局への予約、そして固定ネット回線の契約です。
ちなみにすでにドイツに住んでいて、固定ネット契約の更新時期に近づいている方はこちらをお読みください。きっと役立つはずです↓
市役所で住民登録
住民登録は、観光ビザ以外で、ある程度の期間ドイツに滞在する人たちは必須です。
ドイツで現地でのアパートが既に決まっている人は、引っ越してから2〜3日以内に最寄りの市役所に行って住民登録(Anmeldung)を済ませましょう。
<最初の難関>担当者はドイツ語を使ってくるよ!
ここでまず多くの人は洗礼を受けると思いますが、多くの担当者は普通にドイツ語を使ってきます。もちろん相手がドイツ語ができない外国人だと分かっていてもです。
なので、無理にドイツ語で会話をしようとせず、
- Guten Morgen/Guten Tag(こんにちは)
- Danke schön/Vielen Dank(ありがとうございます)
笑顔で挨拶、まずはこれだけでOKです。相手の目は必ず見て!!(超重要)
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<重要>もらった住民票(Meldebescheinigng)は捨てないで。色々役に立つよ!
住民登録が終わると、住民票(Meldebestätigung/Meldebescheinigung)を1枚発行してくれますので、それを大切に持っておきましょう。
日本と同様、さまざまなサービスで住所確認が必要なときに役に立ちます。
再発行はもちろん可能ですが、その際は手数料が9ユーロかかります。
日本で住民票の写しは300円ほどで発行できると思うので、ドイツは1枚1000円以上だと考えると、簡単には捨てられないですね。
住民票の有効期限は提出先のサービスによって異なりますが、大体6ヶ月程度です。
街の図書館のカードなど、そこまで厳密に住所が求められないケースだと、一度発行したら2年間くらいは有効です(自治体による)。
外国人局への予約
さて、まず市役所で住民票をもらったら、次は、超重要な外国人局への予約です。
外国人局への予約は早めにオンラインで済ませよう!
住民票とは単純に『私はここに住んでいます』という地方自治体への登録ですが、外国人局はもうワンランク上です。
つまり『ドイツに長期滞在して良いか、どれくらい滞在して良いか』を決める最終決定権を持っています。まさしく外国人の命綱です。
他国では、事前に日本の大使館などで滞在ビザを申請する場合もあると思います。
しかしドイツの場合、まず普通に観光ビザで入国して、ビザが切れるまでの90日以内に長期滞在許可をもらう流れになっています。
そして外国人局は、住所が決まった段階で早めに予約することをおすすめします。
どうして早く予約をした方がいいの?
特にまだ海外に長期滞在したことない普通の日本人は、外国人局の予約も、すぐにできると思われている方が多いかもしれません。
しかしそれは残念ながら違います。なかなか予約が取れません!これはマジです。
そして予約は、ほとんどの地方自治体でウェブで取れるようになっています。
ちなみに、入国してすぐにウェブ予約を取ろうとしたけど、最短の予約日がなんと4ヶ月も先!観光ビザ切れちゃうけど!?なんてこともザラにあります。
私も、自分の周りで少なくとも3〜4人くらい見てきました。
最短の予約日がもう観光ビザ90日を余裕で超えてる・・・どうしよう!これって不法滞在なの!?
こういう場合、確かに形式的には不法滞在ぽくなってしまいますが、焦らずでOKです。
外国人局から届いた予約確認メールにフラグを付けてしっかりと持っておきましょう。
もし観光ビザが切れても『ビザが切れる前に外国人局に予約済』で『外国人局側の都合で間に合わないだけ』なので、次の予約日までは、堂々と滞在することができます。
ただし、その予約日だけは絶対に死守しましょう。
・・・とは言っても、この辺りは法律に絡むので超センシティブ。
もちろん私も『絶対正しい!』と断言できません。あくまで個人が知人から聞いた経験談の話です。
詳しくはあなたの会社の人事担当者、あなたの大学の国際センターに要確認です。
ちなみに、外国人局に挑む際は、服装にマジで気をつけて!という記事を以前書きましたので、これもリンクを載せておきます。参考になるから読んでみてね!
ネット回線の開通
さて最後は、自宅のネット回線の契約・開通です。
これは現地のSIMカード契約と同じぐらい重要です。
ドイツでモバイル契約をしたい方は、こちらの記事を参考にしてください↓
なぜ自宅のネット回線の契約がそこまで重要かというと、開通までに普通に1〜2ヶ月かかるからです。
うーん!長い!いやでもこれはマジの話です。ええ・・・そうなんですよね。
担当者不在や家の立地など、相当に運が悪いと、3〜4ヶ月かかる場合もあります。
ただしこれは固定ネット回線(2年契約で自宅にネット回線を引いてもらう)場合です。
当時、私たちが引っ越した2016年当初は、従来通り、ネット工事が来て、立ち会って・・・の選択肢ぐらいしかなかったんですよね。
今は、だいぶ時代が進みました。特に2018年ごろから、急激に進みました。
現在は立ち会いの工事などが不要の、コンセントに差し込むだけで自宅でWi-Fiが使える契約タイプがドイツでも増えてきました。
アナログ型(従来の工事立ち会い型)と比べて少し割高ですが、利便性はダントツ。
ただ日本と同様に、この手のプランは多くの場合、使い放題ではなく、100GBか300GBか、値段によってある程度のリミットがある場合が多いです。
通常はそれでも十分ですが、家族でめちゃくちゃYouTube見るとか、安定した速度を求めるのでしたら、やはり普通の契約が良いです。
なので、もしネット契約をする場合は、住所が決まったら早めに検討しておきましょう、というお話でした。
ちなみにO2はコスパが良く、最近はコンセント型のホームスポット系でもお安いです↓
ちなみに、自宅のネット回線を2年間使って、更新時期が近付いた方はこちらをチェック。
新規キャンペーンの価格のまま、もう2年間使うことができる交渉テクニックです↓
まとめ
と言うわけで、今日の記事はドイツに引っ越したら、まずやるべきこと3選でした。
引っ越したばかりの時は、どれもプライオリティが高くなりがちです。
特にお役所関係は面倒で難しいので後回しになりがちですが、現地の滞在期間に影響したりするので超重要。先に済ませてしまいましょう。
また、サービス開始までにめっっちゃ時間がかかる可能性のあるものも、次に優先順位を上げて先にやっておいた方がいいかな、と思います。
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以上、参考になれば幸いです。るにまろでした!
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます!
近々ドイツ(またはほかの国)にお引越しをされる方へ。
駐在でも留学でも、フリーWi-Fiを求めてカフェを探すのはとても大変です。
なので到着するとすぐにSIMを契約することになると思います。
ドイツでSIMを契約したい方は、私が以前書いたこちらの記事をご参考ください。
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