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【帰国編】ドイツを出発する前には、市役所・区役所でAbmeldung(住民票の抹消手続き)を忘れずに!

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Hallo~!こんにちは、るにまろです。
かなり久々のブログ更新となります。みなさん、お元気でしたか!?

今日はドイツ→日本の本帰国時について、最後のお役所手続きを説明していきます。
どの街でもおおよその流れは同じですが、このブログではフランクフルト市役所のホームページを参考にします。それではレッツゴー!

Abmeldung(住民登録の抹消)を行う方法

本帰国が決まり、引越し日(アパートの明渡し日)も確定したら、お近くの市役所・区役所(Rathaus/Bürgeramt)で、住民票の抹消手続き(Abmeldung)を行いましょう。

もちろんお役所手続きなので無料です。

単なる旅行(通常90日以内の短期滞在)でアパート契約をしていない場合、そもそも現地に住民票の登録がないのでAbmeldungをする必要はありません。

Abmeldungはいつから可能?

海外駐在員で現地法人に出向の場合、約3か月前には本帰国の辞令が下りると思います。
そこから引越し日などの予定を調整した場合、1~2カ月前にはチケットの手配が完了してフライト日が決まっているということも珍しくないと思います。

逆に大学の在外研究などでは、ドイツ入国時から既に帰国予定日が決まっている場合も多いですね。調査研究の目途が立った段階で帰りのフライトを予約される方が多いと思います。

引越し前はバタバタするので、早く決まったことは早く片付けたい気持ちになります。
しかしAbmeldungは、チケットを買っていても、帰国直前にしか受け付けてくれません。

どのくらい直前かというと「引越し日(フライト日ではなく、主たる住居を失う日)の1週間前」からしか手続きできません。

これは「住民票の抹消手続き」をした後も、何らかの理由でそのままずっと国内に滞在し続けてしまうことを防ぐためだと思います。

それに家を引き払った後、最後にホテルに滞在したり、ドイツ国外に立ち寄って旅行する場合もありますしね。

市役所でのAbmeldung(住民票抹消手続き)の流れ

さて、Abmeldungは原則として、対面手続きか郵送手続きの2択です。
直接書類を持って行く場合、市役所のホームページからオンライン予約しておきましょう。

Abmeldungに必要な書類

自治体によって異なる可能性もあるので、市役所のホームページを確認する必要がありますが、基本的には下記の書類が必要です。

  • 申請フォーム(自治体によって多少書式が異なる)
    個人情報・ドイツ国内の旧住所・家を引払った日・引越し先の新しい日本の住所など
  • 全員分のパスポート
    16歳未満の未成年のAbmeldungは、両親等の大人が代表して責任を負います
  • 委任状
    第三者に依頼する場合のみ必要

なお、Abmeldungの申請フォームは1枚で家族3~6人程度カバーできることが多いので、人数分新しく書く必要はありません。

郵送の場合、申請フォームは原本を、パスポートはコピーを添付して送りましょう。

AbmeldungにまつわるQ&A

Q1. ドイツ国内で引っ越しする場合はどうしたら良い?

日本の場合、今住んでいる自治体で転出届を提出してから、引っ越し先の自治体に転入届を提出しますよね。

しかしドイツのAbmeldungは、あくまで海外に引っ越す場合や、主たる住居を失う場合のみのため、ドイツ国内に引越しする時はAbmeldungは不要です。

引越し先の自治体でAnmeldungすれば、新しい住民票に更新され、以前の自治体にも情報提供されますのでご安心ください。

Sie müssen sich nicht abmelden, wenn Sie innerhalb Deutschlands umziehen. Dies betrifft die Anmeldung von Haupt- als auch Nebenwohnungen. Es genügt, sich bei Ihrer neuen Gemeinde anzumelden. Diese teilt uns mit, dass Sie umgezogen sind.

Abmeldung einer Wohnung | Stadt Frankfurt am Main

Q2. 市役所に行く時間がない場合、書類の郵送でもOK?

郵送でもOKです。
ドイツ国内で主たる住居を失った日から14日以内にAbmeldungを完了させておかなければいけません。

Abmeldungは対面手渡しの場合、書類を渡すと5分ほどで完了します。

しかし郵送の場合、恐らく役所には14日以内に書類が届いていなければいけないはずなので、必ず間に合うように発送しましょう。

日本からだと普通郵便でも最短でも1週間~10日はかかりますので、できるだけドイツ国内で(遅くとも空港などで)ポスト投函しておくと良いでしょう。

Q3. 出国してしまった!書類をメール添付で送ってもOK?

Abmeldungはドイツ国内で主たる住居を失ってから14日以内に手続きをすれば良いので、郵送など、手続き自体はアパートを引き払った後でもOKです。

昨今、対面式でなくても良いお役所手続きも増えてきています。
特にコロナ前後で色々と事情が変わり、現在はドイツでもメール添付やオンライン手続きを受け付けている自治体が増えているようです。

ミュンヘンやマインツは、Onlineフォーム・E-mail手続きが可能でした!

ただ、どの自治体でもメール添付で手続きOKというわけではありません。

例1)ハンブルクの場合

市役所のホームページには「メール添付は法的効力がないため郵送をお願いします」と記載があります。

Die Übermittlung der Abmeldung per E-Mail ist nicht rechtswirksam, daher wird um Übersendung der Abmeldung per Briefpost gebeten.

Wohnsitz abmelden – hamburg.de

例2)フランクフルトの場合

市役所のホームページには「Abmeldebestätigungはメールで送れません」とは書かれていますが、「Abmeldungのメール手続きの可否」の厳密な記載がありません。

ただし、Abmeldungが「①窓口 or ②郵送」としか書かれていないので無理そうですね;

このように、対面手続き・郵送手続きの2択のみという場合もあるので、お住まいの自治体でメール添付で手続きOKかどうか、ホームページ等で確認してみてくださいね!

まとめ

というわけで、本日のまとめです。

帰国前にドイツで住んでいたアパートを引き払う時は、最寄りのお役所でAbmeldung手続きを行いましょう!

Abmeldung手続きはアパート明渡し日の1週間前から可能です。

帰国前は何かとバタバタするので、市役所への予約が間に合わない場合、郵送でもOKなので、ドイツを経つ前にポスト投函しておきましょう。

以上、るにまろでした。チャオ!

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当ブログに遊びに来ていただきまして、本当にありがとうございます!

ドイツ語など、他の外国語をイチから勉強するのは時間がかかりますよね。
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