ドイツ生活の裏ワザ

ドイツでスマホの2年プランは契約しちゃダメ!現地で使うのはプリペイド一択です。

ドイツでスマホの2年プランは契約しちゃダメ!現地で使うのはプリペイド一択というお話。
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みなさん、こんにちは!るにまろです。

今日は、私がドイツに来た時の経験を通じて、ドイツに転勤・留学などでお引っ越しをされる方に、絶対にやってはいけないことを1つご紹介します。

それは『現地のスマホプラン(2年縛り)を契約する』ことです。

いや、別に『絶対NG』ってほどではないんですけどね・・・
最終的には自分で決める必要があるのですが、おトクにしたいなら契約しないが一番です。

スマホは契約しない!迷わずプリペイドカード一択!

個人的な持論ですが、スマホの契約は、ドイツではマジでやらなくていい契約の一つです。
るにまろも最初、日本の感覚から抜け出せずに失敗しました。

なので、1〜2年ほどのワーホリ・留学・大学などでの研究滞在の方、そして3〜5年の駐在の方々に声を大にして私は言いたい。

スマホは、絶対キャリアで契約しないこと!

えっ・・・!?ど、どういうこと・・・!?
大丈夫です。月額プリペイドについては、これから説明していきますので、安心して付いてきてください。

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なお、余談ですが、2〜3ヶ月ほどの短期留学・出向で期間の方は、事前に日本でポケットWi-Fiを持っていくのもアリです。

現地でSIMを買うより割高ですが、お金で安心と時間を買う選択肢を取るのも良いです↓

ドイツの『スマホ契約の2年縛り』は昔の日本以上に厳しい

ドイツは特に契約カンケイ(特に解約)が厳しいです。

まずドイツに引っ越したら、かなり早い段階で現地のスマホ契約をしに店舗に行くと思うんですよね。そしてほとんどの日本人は、とりあえずドイツの3大キャリアである、このいずれかと契約するはずです。

  • Telekom(日本でいうドコモ)
  • Vodafone
  • O2

これは単純に有名ブランドだと安心ですからね。
外国の電波状況も分からないですし、下手な格安SIMで失敗したくない気持ちはわかります。

私も当初は迷わず業界最大手のTelekomでした。

そしてキャリアが決まると、料金プランは必ずこのどちらかになると思います。

  • いつでも解約できる縛りのないプラン
  • 24ヶ月プラン(俗に言う『2年縛り』)

当たり前ですが、24ヶ月プランの方が圧倒的にお手頃です。
なので、数年ドイツに滞在するであろうことが確定している方は、24ヶ月プランを選びますよね。

しかし、ここで大きな問題が発生します。

日本では現在、解除手数料がほとんどかからずに自由に解約することができますよね。

しかしドイツの2年縛りはワケが違います。
そんなささやかな違約金などでは解約させてくれません。

じゃあ、違約金いくら積めばいいの!?
それについての回答ですが、スマホの契約解除の違約金など、ドイツにはそもそも存在しません。

答えはただ一つ。非常にシンプル。
正当な理由がなければ、最大24ヶ月間、契約解除することができない。
ただそれだけです。

るにまろ

最低契約期間を設定しないモバイルプランもあるけど、月々5~10ユーロ割高になるだけなので、正直あまり契約するメリットはないと思います。

これ、思っている以上に恐ろしいですよね・・・

つまり、サービスが気に入らなかったとか、全然使えるけど電波がちょっと微妙かな~ぐらいでは、次に解約できるのは契約から最短で24ヶ月後。

仮に月額30ユーロで契約していた場合、2年間で720ユーロもの大金を払って、ようやく解約できるようになるのです。

それ以前はキャリア側が解約を認めてくれません。

るにまろの豆知識

このように厳しい契約内容だと、
「じゃあ、一番安いプランに契約を変更して残りの期間を乗り切ればいいや!」と考える人が出てきますが、そんなに甘くないのがドイツです。

なぜなら、ほとんどの場合、契約書に『当初の契約よりも大きなプランにしか変更できない』と書かれているからです。

最初はドイツ語も読めないので、英語で質問しながら契約するしかないのですが、お店の人に何も聞かずに、そのまま日本の感覚でサインをしてしまうと、痛い目に合う・・・という典型例です。

<要注意!>キャリアごとの『解約の最終締切日』

ここでもう一つ、大きな落とし穴があります。
それは『解約書類の最終締切日がキャリアによって異なる』と言う件です。

つまりどう言うことかというと、キャリアの公式ホームページや、ご自身の契約書を見てもらうと、

  • Telekomでは契約更新日の1ヶ月前まで、解約書類を受け付ける
  • Vodafoneは契約更新日の3ヶ月前まで、解約書類を受け付ける

・・・となっていることが多いです(確か)。

つまり、Vodafoneの場合、次回契約更新日の3ヶ月前を切ってしまうと、さらに24ヶ月後まで契約が自動延長してしまうと言うことです。

ちなみにこのシステムは自宅のネット回線の契約でも同じです。注意しましょう。

こう言う厳しさを見ると、日本のキャリアは違約金がかからないところが多いですよね。
これは本当に素晴らしいことです。

るにまろの失敗談 〜日本人あるある〜

るにまろはドイツに着いてから2日後ぐらいに、夫とキャリアショップに行きました。
とりあえず一番大手で!と思っていたので、迷わずTelekom一択になりました。

当時は2016年。格安SIMという考え方もまだ新しく、浸透していなかった時代です。
私たちもスマホは3大キャリアで月8000円ほど払っていました。

そして当時、ドイツのドコモ的な存在である最大手Telekomの24ヶ月プランは、話し放題・SMSし放題の3GBでした。

夫が自宅のネット回線もTelekomを契約していたので、このプランのセット割で34,99EURぐらいのオファーを受けました。

私たちは当時、どっぷりと日本の感覚でいたので「これは安いっ!」と即決したんですね。

しかし、1年半ほど過ぎて、ドイツの状況が分かってきました。
語学学校の友人など、周りの人はほとんどキャリアと正式契約を結んでいなかったんですよ。

そして私も、Telekomの契約期間が残り半年ほどと言うところで、いかに自分がお高いプランを契約していたかに気づいたんですね。

そしてそのとき、初めて後悔しました。情報って知らないと罪だな、と。

こんな面倒なことは嫌だ!と、海外に何ヶ月かだけ短期滞在する方は、現地のSIMは買わずに日本のサービスをそのまま使うのも選択肢です↓

唯一で超カンタンな解決策。プリペイドカードを購入すればオッケー!

というわけで、何年かドイツに滞在される方で、現地のSIMをどうやってお得に契約すればいいかお悩みの方へ。プリペイド一択です!

なぜなら、ドイツでは月額プリペイドSIMもかなりメジャーな通信方法だからです。

しかも、解約したい時の通知期間は大体1〜3ヶ月前までなので、かなりフレキシブルに契約できますし、プリペイドなのですんなり解約できます。

月額プリペイドSIMの相場は、大手3キャリアでデータ容量3GB・ドイツ国内の通話/SMS無制限で、基本料金は月々10ユーロほど。

アカウントに30ユーロとか50ユーロとか事前チャージしておいて、毎月10ユーロずつ減っていく感じです。

でも現地の通信会社って、たくさんあるし・・・結局どれを選べばいいの?という方には、これからいくつか紹介していきますね。

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おすすめプリペイド①Telekom(テレコム)

るにまろがプリペイドプランを探し始めた2017年ごろ、当時のTelekomは高かったです。

どれくらいかというと、プリペイドで「データ容量1GB・SMS/無料通話50分で4週間9,95EUR」などと、とっても割高なプランでした。

現在は、データ容量もかなり増えて、とても使いやすくなっています。
下記はTelekomの月額プリペイドSIMのスターターキットです↓

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ちなみに、1年ほど滞在することが決まっている方は、年間プリペイドを買うとかなりおトクです↓

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おすすめプリペイド②congstar(Telekomの子会社)

ちなみに、Telekomの子会社でcongstarというブランドのプリペイドSIMもあります。

“WIE ICH WILL(自分の好きにする)“というユニークなプランを出していて、その月ごとに自分でプラン使用量を自由に決められるのが便利です。

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以前はVodafoneでもCallYa Flexという似たようなプランがあり、私も本帰国まで愛用していたのですが、なくなってしまいました。

congstarは、今月は旅行に行くからギガ多めで、来月はテレワークだからギガ少なめで…と自由にプラン設定できるのが魅力です。

おすすめプリペイド③Vodafone

Vodafoneは業界2番手であり、高コスパで、私も長いこと使っていました。
Telekomと同じ価格帯ですが、データ容量がもう少し多いので、オトクです↓

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カスタマーセンターもWhatsAppなのでとても使いやすいです。チャット記録が残るし、必要な情報も写メで送れるので便利です。

私も本帰国まで使っていましたし、解約連絡は日本国内でWhatsApp経由で行いました。

何かあった時のサポートをメインで考えるなら、Vodafoneはおススメです!

おすすめプリペイド④格安SIM(WhatsAppプリペイド)

3つ目には、業界三番手のO2を紹介しようと思っていました。

しかし、純粋なO2を契約するより、O2の通信網を利用している他社の格安SIMの方がコスパが高くて種類も多いんです。

例えば、WhatsApp(海外のLINEのようなサービス)がやっている格安SIMです。

日本でいうLINEMOに近いですね。WhatsAppに関連するデータ量がカウントフリーになります。Amazon.deの口コミも良いです↓

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例えば、4000ポイント/4週間/10ユーロで、1ポイント=通話1分/SMSx1通/1MBで、使った分だけ減るプランなどがあります。通話もSMSもしなかったら、まるっと4GB使える感じですね。

こんな感じで、格安SIMは大手キャリアの相場とは異なるユニークなプランも出ています。

ただし、サービスの手厚さ(特にカスタマーサポート)に関しては大手キャリアの方が良いので、そこはトレードオフですね。

<番外編>2枚目に最適な従量課金制のプリペイドSIM

中には、ネットは自宅でのみ使うので通話とSMSだけあれば良い人や、2枚目SIMで月額料金をかけたくない人もいると思います。

その方々には、0円で持てる従量課金制のプリペイドSIMがオススメです。使った分だけお支払いなので、月額料金はかかりません。

国内通話/SMSは9ct.と安いので、とりあえず1枚持っておきたい人にはちょうど良いです。ただし、データ容量は1MB/3ct.など割高なので注意しましょう。

こちらはTelekomの従量課金の0円プリペイドのスターターキットです↓

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ちなみにVodafoneも従量課金制の0円プリペイドのスターターキットもあります↓

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まとめ

というわけで、まとめです。

今回はドイツでスマホの2年プランは契約しない方がいいよ!と言う私の失敗談に基づいた、私の心の叫びの記事でした。

現地のスマホ2年プラン自体が悪いわけではありません。単純に解約しづらいのと、ドイツではよりお手軽な月額プリペイドSIMも主流だからです。

もしその中で、1つだけ選んで!と言われたら、私ならVodafoneをオススメします。
3大キャリアなので電波も良いし、Telekomよりコスパが良くてサービスも悪くないです。

VodafoneはカスタマーサービスがWhatsappでできるお手軽さもあります。電波の入りやすさはTelekomに敵いませんが、総合的にマルです↓

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もちろん、電波の入りやすさを何よりも重視するなら、Telekom一択でしょう↓

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Telekomの子会社なので電波も早くて、月ごとに料金プランが変更できるcongstarもオススメです↓

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WhatsAppをよく使うなら、チャット内のデータ容量がカウントフリーになるWhatsAppプリペイドも良いでしょう。O2の通信網を使っています↓

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ちなみに私はTelekom・Vodafone・O2系列の格安SIMを全てを経験しました。

いつか機会があればどの格安SIMがオススメか、電波状況はどうかなど、サービスの違いもまとめたいと思います。

最後に、日本にいる方は、Amazon.jpでとりあえず調達しておくのが一番早いです↓

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それでは今回はこの辺で!るにまろでした。

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