皆さん、こんにちは!るにまろです。
前回の記事で、ドイツの配達事情は日本と比べて正直あんまり良くない・・・というお話をしました↓
正直、荷物が紛失する可能性は日本より全然高いですし、大手ネットショッピングで買い物をしても、それなりの頻度で荷物がなくなる可能性はある・・・これは事実です。
今回の記事は、るにまろが実際にドイツ滞在中にネットショッピングをして荷物が届かなかったいくつかの事例をご紹介します。
荷物がなくなった可能性がある時は、前回の記事も併せて参考にしてくださいね!
【超アセる】注文したコスメが受取ステーションを解約した店舗に発送された!?何回も問い合わせてやっと見つかった話
と言うわけで、まずはじめは、これはマジで荷物紛失かも・・・?と焦ったお話です。
当時はまだBREXIT前で、イギリスのお店から何かのコスメを注文したんですね。
その時、受け取り場所の指定ができたので、自宅ではなく受取ステーション(自宅近くのキオスクなど)に配送するよう選択しました。
しかし、待てど暮らせど荷物が届いたという通知メールがこない。
数日後、痺れを切らして追跡番号を見ると『お届け済』になっている。
指定した店舗に着いて(コンピュータのパーツショップだった)荷物の件を伝えると、お店の人から衝撃の一言。
「ん?ああ、当店はDPDの受取ステーションはもう解約したんだよね」
えっ!?と私は驚いて、ウェブサイトを指差して「ほらここ!この店舗入ってるでしょ!」と聞きました。すると、
「うーん。何ヶ月か前にもう辞めてるはずなんだけど、情報が古いみたいだね!」
(『情報が古いね!』はドイツあるあるです)
こう言われて、これ以上何も言えず、ショックを受けて帰宅した私・・・
後日、DPDの宅配センター(自宅からすごく離れた辺ぴな場所)に行こうと、場所まで調べて、問い合わせをしました。するとDPDカスタマーセンターの担当者が、
「いやいや!ちゃんと届いてるよ?どっちにしても当センターにはないから、もう一度聞いてみたら?」
こう言われて、再度そのコンピュータストアに足取り重く出かけた私。
(昨日の今日でしつこいって思われるかな・・・)
と心配しながら行ったのですが、前日とは違う方が対応していたので、ちょっとホッとしてもう一度問い合わせることに。すると・・・
「ん?ああ、ちょっと待ってて、見てみるね」
今度は何だか心当たりのありそうなリアクション?一抹の希望を胸に、待つ私。
すると10秒ほどして、バックヤードから小さな箱を持ったスタッフが現れました!
「はい!あったよ。これ君のだよね」←感動の瞬間
「ありがとう!でもこのお店、受取ステーションはもうやってないんですよね」
「そうそう。あれは結構ストレスでね、店長がもう引き受けるのやめたんだ」
情報が古いと混乱してしまうので、更新するように担当者に伝えてくださいね、と言って店を出ました。
箱が見つかって本当に良かった・・・あの時の達成感は忘れられません。
電話での対応もあったので、語学やってて良かったな、と心底思いました。
【ショック】注文したデスクがいつまで経っても来ない!自宅ではなく店舗ステーションに勝手に届けられていて、さらに勝手に返品されていた
これは楽しみに待っていただけに、ショックだった出来事です。
昔、勉強デスクを買ったのですが、全然届かず、『○月○日にお届けの予定でした』という配送ステータスのままずっと止まっていました。
痺れを切らして担当者と連絡を取ると、○○というお店の受取ステーションにあるみたいだと言われました。
注文とは違う場所でしたが、家の近所なので取りに行くと、ショップ店員さんからはそんな荷物届いてないよ?と一蹴。
もう一度問い合わせると、なんと衝撃の事実が。
何とこのデスク、とっくに購入店舗に返送されていたことが判明したんです!
なので先方がもう一度送ると言ってくれたので、じゃあお願いしますと言うと、これもまた面白い答えが・・・
「やっぱり返金でいいか?どうしても欲しいか?」
再送するよ!と言って、舌の根が乾かないうちに、やっぱ返金していいか?メール・・・
いや、多分配送コストとか考えて、面倒くさくなったんでしょうね。
こっちも、また受け取れなくても困るし、お店の対応も今ひとつだったのでお金を返してくれると言っているうちが良いなと思って「もう返金でいいですよ」とOKしました。
幸い、すぐに全額戻ってきたので、もうこれはこれでヨシとして終わらせました。
セールで安くなっていたデスクだったので、ちょっと欲しかったんですがね・・・残念。
配送トラブルも、英語力があるのとないのとでは、解決できるスピードが違いますので、事前にブラシアップできるチャンスは使っておいた方が良いです。
月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!【冷静に対応】A4プリント用紙セットを買ったら半分以上が汚れて破損していた!クレーム対処法
今度は写真付きのエピソード。
ある時、通販サイトでA4プリント用紙を5パック(500枚入りなので合計2500枚)を注文しました。
商品は数日後に届いたのですが、何だこれは・・・!?という状態で届きました。
当時の写真が出てきたのでアップしましたよ!どうぞ見てください↓
えっと・・・特にいうことはありません。マジでこの状態で届きました。
他にも写真はあるのですが、用紙の状態も悪く、ナゾの赤い線が入っていたり、折れ目が入っていたり、とにかく散々でした。
しかも5パックで注文していたのにも関わらず、4パックしか入っていませんでした。
当時は勉強などで使うため、プリント用紙が大量に必要だったんですね。
しかも、いろんな書類提出用にも使っていたので、ちゃんと綺麗な紙で印刷したかったんです。
なので、私は全てを証拠写真に収めて、クレームを出しました↓
『あなたの店で買ったプリンタ用紙が届きましたが、こんな状態でした。
5つパックのはずですが、4つしか入っていません。
いくつかのパックは完全に開いていて、紙も折れ目や汚れがあります。
他のパックはまだ使えますが、全てパッケージが破れているために上下の紙は使い物になりません。従って、○○ユーロお支払いしていましたが、そのうち○○%を返金していただけますか。
環境に優しくするため、これらの紙は自宅用で使いますので、汚れて使えない分と、元々入っていなかった1パック分について返金してください』
うろ覚えですが、これに近い内容でした。
紙は汚れていましたが、自宅でなら使えますし、それをまた送ってもらうのもお店が可哀想だったので、一部返金をリクエストしました。
すると、程なくして、
『メールありがとう!配送途中で汚れたみたいでごめんな。写真もたくさん詳しく送ってくれてありがとう。リクエスト通り○○ユーロ返金したからチェックしてくれよな!』
というファンキーな返事が届きました。めっちゃ明るいな・・・笑
このお店は返金スピードも迅速で、希望額をすぐ振り込んでくれたので、一件落着でした。
紙は全部、大事に使わせていただきましたので、ヨシとしましょう!
海外はこういうのめっちゃ多いです。それを楽しめるのもまた良きですが、英語は話せた方がこういう交渉もスムーズに進むことが多いですよ!
【最悪パターン】品物の中身が全部抜かれた状態で箱だけが玄関に・・・
これは私の話ではなく、ドイツ人の友人夫婦が体験した話です。
彼はネットショッピング好きで、毎日のようにAmazonなどでいろいろ注文しているのですが、なんと彼は、皆さんが想像する最悪のパターンにまさか引っかかってしまったのです。
つまり、外出時にアパートの玄関先(集合ポスト)に荷物が届けられていたのですが、その品物の中身が全部抜かれて、箱だけがガパリと開いた状態で床に置かれていました。
最悪中の最悪です。
通常の通販サイトであれば、補償を求めようにも、絶対に応じてくれないでしょう。
ところが、本当にラッキーだったことに、彼はAmazonで注文をしていました。
ただ、さすがの彼も「いくらAmazonでも、モノ自体がないと、紛失したという証明ができないな・・・」と思ったそうです。
しかし一応、集合ポスト周辺の写真をしっかり撮って、箱の中身が空っぽになっているところも写真を撮って、Amazonカスタマーサービスに連絡すると・・・
天下のAmazon様は「それは残念でしたね。それでは全額返金します」ですって!!
ダメ元で状況を伝えると、何とあっさり返金OKの返事が・・・!!
そして無事にその後、ギフトカード残高がきっちりと振り込まれていたそうです。
このエピソードを話してくれた時、友人は「こんなことは初めてだった!」と半ば興奮していました。
Amazonは全世界でサービスを統一しているので、外国に住んでいても本当に使いやすいと思います。
特に現地におけるAmazon Primeは超重要なので、こちらから登録しておきましょう!
Prime会員になると、Booking.comで10%ずつポイントが貯まる特典も付随してきます。アマゾンジャパンにはない特典なので、ぜひこちらの記事を読んでみてください↓
<オマケ>Amazonカスタマーセンターに問い合わせてみた
実は私も、上記の友人のエピソードと似たようなことを体験していました。
厳密には、荷物は遅れていただけで無事に届いたので紛失していなかったのですが、到着予定日よりも3日ぐらい遅れたことがあったんです。
その時でも、Amazonシステム上の配達記録には『○月○日にお届け予定でした』という表示が出てしまうんですね(商品によって割と発生します)
そして勝手にお届け扱いになっていて、後日連絡した時に「え?もう届いてますよね?」などと言われて返金交渉ができないと困りますよね。
ドイツではこういう時の交渉マジでしんどいです。神経も使うし。
なので、私はあらかじめ到着予定日の夜遅くにAmazonカスタマーセンターにメールで問い合わせていました。
翌日、Amazonスタッフから返信がありました。
「商品の到着が遅れてごめんなさい。もし届かない時は、連絡をくれましたら全額返金するのでご安心くださいね」とのこと!
これは嬉しい!
こうやってトラブルになりそうな時に、先手を打って問い合わせておくことで『あの時メールしていた○○です』が効きます。マジで効きます。
結果的には、商品はその翌日届きました。心底ホッとしました・・・!
Amazonさんは、やはりよっぽど信頼できます。大手ってほんとスゴイ。
まだドイツでプライム会員になっていない人は、ぜひこの機会に登録しておきましょう↓
まとめ
というわけで、まとめです。
前回の記事のように、ドイツの配送トラブルは、日本と比較すると比べ物にならないほど多く遭遇すると思います。まだ読んでいない方はこちらもどうぞ↓
なので私は、ずっと迷っていたのですが3年目ぐらいでようやく作りました。
ドイチェポスト・DHLが発行しているPackstationのカード。
以前、ドイチェポストのアプリで切手を買う記事を書きましたが、それと連動させて荷物をスムーズに受け取ることができるサービスです。以前の記事はこちら↓
これを作ったときは本当に感動したので、もっと早く作れば良かったと心底思いました。
なので次回の記事は、Packstationのメリットと登録方法を紹介したいと思います。
以上、るにまろでした!また次回。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます!
近々ドイツ(またはほかの国)にお引越しをされる方へ。
駐在でも留学でも、フリーWi-Fiを求めてカフェを探すのはとても大変です。
なので到着するとすぐにSIMを契約することになると思います。
ドイツでSIMを契約したい方は、私が以前書いたこちらの記事をご参考ください。
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