みなさん、こんにちは!るにまろです。
本題に入る前に、ドイツにいる家族や友人に小包を送ろうと思う方々に、大切なお知らせを冒頭にお伝えします!
2022年3月18日よりドイツへの小包の航空便がストップ→2024年8月現在 航空便が復活しているようです
<情報更新日:2024年8月15日>※詳しくは日本郵便のホームページを参照
コロナ・ウクライナ事情で、国内外問わず、物流は全体的にやや滞っています。
特に航空便の減便に伴い、コロナ以降、SAL便の取扱いはずっとストップしているという話を郵便局の担当者が話してくれました。手紙など、通常の郵便物だけは普通に送れます。
2024年8月現在、ドイツ宛ての小包の航空便も復活しているようです。しかし、念のため、お近くの一番大きな郵便局で一度確認されることをオススメします。
ドイツ⇔日本の国際郵便・小包の配送日数(2022~)
2022年
- 9月2日にドイツに送った定形外郵便(普通郵便)は、9月6日に相手先に到着
- 11月28日にドイツに送った定形郵便(普通郵便)は、12月6日に相手先に到着
- 11月29日にドイツから送られた定形外郵便(普通郵便)は、12月13日に自宅に到着
また、2023年2月28日現在まで、小包は船便で送っています。約2ヵ月かかりますね。
- 2022年6月12日付で日本の郵便局受付→8月12日に友人宅に到着
- 2022年12月13日付で日本の郵便局受付→翌年2月18日に友人宅に到着
2023年
- 3月1日にドイツに送った定形外郵便(普通郵便)は、3月6日に相手先に到着
- 9月1日にドイツに送った定形外郵便(普通郵便)は、9月7日に相手先に到着
2024年
- 3月1日にドイツに送った定形郵便(普通郵便)は、3月14日に相手先に到着
ドイツ→日本宛ての小包(かかる日数:約2週間)
- 2022年10月31日ドイツ発→11月16日に自宅到着
- 2022年12月21日ドイツ発→翌年1月3日に自宅ポストに不在票
- 2023年6月24日頃にドイツ発→7月3日に自宅ポストに不在票
- 2024年2月8日にドイツ発→2月20日に自宅到着
- 2024年7月31日ドイツ発→8月8日に自宅到着 ※最短9日!日本の関税で開封検査あり;
2024年8月現在、ドイツ宛てのSAL便はまだ送れません
ウクライナ情勢もあり、ドイツ宛ての荷物(小包)は、長らく船便&EMSしか受け付けられていませんでしたが、航空便も復活したようです。しかしSAL便はまだ対象外のようです。
日本郵便のホームページに『国際郵便マイページサービス』というのがありますが、そちらにログインして情報を入力していくと、こんな画面が出てきます(↓)※2022年3月頃のスクショです
いつまで船便だけ?航空便・SAL便の小包はいつ復活するの?
郵便局の担当者さん曰く、ルールはどんどん変わっていくと言っていました。
船便だと最大半年かかる可能性もあるから、航空便が選択できない場合、急ぎでないならもう少し待ってみてはどうかと言われました。
2024年3月1日から全世界宛ての荷物は手書きラベルでは送れなくなります!
というわけで、本題です。2022年6月20日から、ヨーロッパ宛ての荷物や小包は手書きラベルでは送れなくなります。
2024年3月1日から、手書きラベルは全世界において発送不可になりました。
※「手書きラベル」は、国内のゆうパック・ヤマトなどと似たような宅配伝票のことです。
日本郵便のホームページを見ると、デカデカと大きなバナーで注意喚起してくれています↓
ちなみに、6月20日までは手書きラベルでも受け付けてくれるそうです。
パソコンにいちいち入力するより住所ぐらい手で書いてしまった方が早いのですが、ほんの5分・10分の作業をケチって、郵便局の窓口で荷物が受付されなかったら大変です。
なぜ国内の郵便局の窓口がここまで厳しくなっているのか?
そもそも、国際小包というものは、日本郵便を離れて海外に着いてからは、日本郵便の代わりにDHLが代行して届けるという提携が結ばれています(ドイツの場合)。
そして、ちょっと面倒だな~と思われた荷物は、彼らの裁量1つで簡単に送り返されることがあります。嘘みたいな話ですが本当です。
ということで、今日は日本→ドイツ宛ての日本国内の郵便局における荷物の送り方をご紹介します!
国際郵便マイページサービスで配送伝票を登録しよう!
郵便局のホームぺージ、またはブラウザの検索画面で『国際郵便マイページ』と検索してください。
スマホやタブレットだとこんな画面が出てきます。パソコン画面では少し違いますが、おおむね同じですので、このまま進めます↓
会員登録をしなくても伝票だけオンライン登録できますが、もし半年以内に何度か荷物をやり取りする予定があるようでしたら、アカウントを作っておいた方が楽です。
ちなみに、郵便局の通常のログインIDとパスワードでは入れません!注意です!
半年間ログインされないと、アカウントが自動的に抹消されるので安心です。サクッと作ってしまいましょう。
1.まずは会員登録。必要な情報を埋めていきましょう
最初は、名前や住所など必要情報を入力していきます。
性別・誕生日は任意ですので、お好みでどうぞ。
そしてログイン用のメールアドレスとパスワードを入れていきます。
全部入れ終わったら、登録内容確認というボタンを押して、会員登録を完了させましょう↓
2.会員登録が終わったら、そのまま伝票入力へ進みます
無事に会員登録が終わったら、そのまま伝票の入力画面が出てくるので、続けて必要な情報を入れていきましょう。
スクリーンショットがなくなったため、画像がちょっと飛んでしまっていますが、相手の住所や国名などもこの画面で入れていきます。
あとは、とても大事なインボイス(請求書じゃないよ!)も入力します。
超大事な画面なのにスクリーンショットが飛んでしまったという。。。すみません。
要は、品物名・重量・個数・値段と、内容物を詳しく書いていくわけです。禁制品、可燃物などが混じっていると大変ですからね。
そして日本の郵便局に荷物を預ける『発送予定日』と、おおよその重さ(単に送料の概算で出すだけなので)を入れます。
ちなみに船便が一番安いです。
サンプルでは1200gと入れたので送料が1600円と表示されていますが、1000gまでなら1010円ほどで送れたはずです。
安価なお土産・日用品の小包でしたら、できるだけ2㎏以内に収めることをおススメします。なぜなら配送方法によっては、2㎏を超えると一気に跳ね上がることがあるからです。
ちなみに、↑のように、友人相手でしたら『無償』でOKです。
有償は商品扱いですね。ビジネスをされている方が商品を送るときは、有償になります。
3.伝票の内容確認
全部入力が終わると、伝票の内容確認の画面が出てきますので、情報に誤り・漏れがないかを最後にもう一度チェックします↓
↑このような感じで、品名・住所・値段・個数がきちんとリストになって表示されます。
↓ちなみに画面の下の方には、お品の合計金額も自動で計算してくれています。
これで問題がなければ、『内容確定』を押して完了です。
4.伝票の登録完了!あとは郵便局に荷物を持っていくだけ
伝票が無事に作られましたら、送り状を印刷するため、ご自身のメールアドレスを入力してください。デフォルトでは会員登録をしたメールアドレスが自動で出てきます。
多分ですが、お品が少ないとゆうプリタッチで印刷できて、お品が多いと郵便局窓口で伝票が印刷されるのだと思います。
メールアドレスに送り状が正しく送付されると、印刷用番号が表示され、操作は終了です↓
以上で終わりです。
あとは郵便局に荷物を持って行って、ゆうぷりタッチで伝票を印刷するか、職員の方に伝票を印刷してもらいましょう。お疲れさまでした!
まとめ
というわけで、日本からドイツへの小包の送り方をお伝えしました。
2024年3月1日より全世界宛ての荷物は手書きラベルが使えなくなりましたが、一度スマホで伝票登録をすると、それからの発送がものすごく簡単になります。
そこまで荷物を送らない方は会員登録をせずにオンラインで伝票を作ることができますし、もし作っても半年間ログインがなければ、そのアカウントは消滅するそうなので安心です。
- ご家族の方に定期的に日本食や日用品を送ってもらいたい
- ドイツにいる友人に小包を送りたい
- 一時帰国でトランクに入りきらないものを先に小包で送っておきたい
などなど、国際郵便で荷物を送る機会はたくさんあります。
ぜひ、参考になさってくださいね。そしてSAL便の早期復活を心より祈っています!
るにまろでした。また次回お会いしましょう。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます!
近々ドイツ(またはほかの国)にお引越しをされる方へ。
駐在でも留学でも、フリーWi-Fiを求めてカフェを探すのはとても大変です。
なので到着するとすぐにSIMを契約することになると思います。
ドイツでSIMを契約したい方は、私が以前書いたこちらの記事をご参考ください。
るにまろに質問がある方は、お気軽にメールフォームやツイッターまでどうぞ!
はじめまして、ドイツに送る荷物の事で教えて頂けると助かります。9月に欧州内を数都市移動する旅行を計画しています。荷物を極力減らしたいので出来れば日本から先に訪問する都市に荷物を送り、現地でピックアップしたいのです。ベルリン在住の知人に「DHL Paketshopというのがあちこちにあるからそこへ荷物を送り現地で引き取ればいいよ」と教えてくれました。Webで調べてみるとある店は携帯電話などのSIMなども販売している街の雑貨店さんのような店でした。こういうお店宛にEMSで送り(宛名の名前は自分の)荷物の到着を確認の後、当日自分でそこに伺い荷物を(これ私のなんですが)と言ってピックアップできるものでしょうか?可能な限り自分で調べてみると(グーグルの評価やストリートビューなどで)おそらくトルコ系の方が経営されていて朝は9時頃から夜は23時まで営業、日曜は休みとありました。私自身は何度かeBayの販売でベルギーやイギリス、ドイツに商品をEMSで送った経験があり、何度か驚かされるような体験をしていますので日本とは違う事は骨身に沁みています。誠に面倒な内容で申し訳ありません。荷物の引取などについてアドバイス頂けると幸いです。
Maruti 800様、メッセージありがとうございます!お盆期間中でパソコンにアクセスしておらず、お返事が遅れてすみません。
ヨーロッパ旅行で、日本からドイツのDHL Paketshopに荷物を送って、現地で受け取りたいとのご質問ですね。早速頂いたご質問とその回答を、「るにまろのQ&Aコーナー」に匿名&文章を改変した上で一般的な質問としてアップしました。トップページの上部から飛べますのでご確認くださいませ。
少しでもお役に立ちましたら大変幸いです。この度はご質問ありがとうございました!